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ローヌ河流域 (2005)

2005年のローヌワインを格付けするとしたら、誰もが偉大かつ優れたヴィンテージに分類するでしょう。

しかしヴィンテージのスタートになる秋と冬は特に乾燥していました。2004年のこの時期の降水量204mmに比べて110mmと約半分程に減少。幸いな事に4月には恵みの雨が降った事から秋、冬にかけておきた水分ストレスは解消し、土壌が回復した事から偉大なヴィンテージへの期待が高まりました。

この期待はブドウの最適な成熟を促すのに必要な穏やかで快適な夏が来た事から更に高まります。9月初頭には幾度かの小雨が降った事により、南ローヌのブドウは高い成熟に向かい、美しい酸、熟したタンニンに奥行きのある果実味という形でワインに反映されました。 2005年ヴィンテージのローヌは長期熟成向けのワインが生み出され、赤白ともに最高の出来のシャトーヌフ・デュ・パプ、壮大なコンドリューとそれより少し落ちますが素晴らしいコート・ロティが出来た偉大なヴィンテージとなりました。

[参照元: www.vin-vigne.com]